内容証明郵便

内容証明郵便は、差出人が送った文書の内容を郵便局が証明する郵便サービスです。

1.内容証明郵便の書き方

①文書の作成ルール

  • 用紙:A4またはB4サイズの紙(手書き・パソコンどちらでも可)
  • 文字数:
    (縦書きの場合)
    ◦1行20字以内、1枚26行以内
    (横書きの場合)
    ◦1行26字以内、1枚20行以内(横書きの場合)
    ◦1行13字以内、1枚40行以内
    ◦1行20字以内、1枚26行以内
  • 添付書類:契約書の写しなどの添付書類を同封して送付することは認められていません
  • 内容:事実を明確に記載(脅迫的な表現や不適切な内容は不可)
  • 記載事項:送付日、宛先(相手の住所・氏名)、差出人の住所・氏名

②文書の例(催告書)

【タイトル】 催告書
【日付】 令和7年2月1日
【宛先】 ○〇県○〇市○〇町1ー2ー3
    ○〇 ○〇 様
【差出人】 ○〇県○〇市○〇町4-5-6
    債権者 ○〇 ○〇

拝啓
 私は、貴殿に対し、令和6年12月1日に現金10万円
を貸し付けました。しかし、約束の期日である令和7年
1月1日を過ぎても返済がなされていません。
 つきましては、本書面をもって正式に請求いたしますの
で、令和7年2月15日までに全額を下記の指定口座へ
ご入金ください。期日までに返済がない場合は、法的手続
を検討いたします。
                        敬具
  ○〇銀行○〇支店
  口座番号 ○〇〇〇○〇〇
  口座名義 ○〇 ○〇

 

2.内容証明郵便の送り方

①文書の準備

  • 同じ内容の書類を3通作成(送付用、郵便局保管用、差出人控え)
  • 謄本の枚数が2枚以上にわたるときは、そのつづり目に契印をします

②郵便局での手続き

1.最寄りの郵便局へ行く(取扱郵便局が決まっているので事前に確認しましょう)
2.窓口で「内容証明郵便を出したい」と伝える(局員で内容の確認を行うので時間がかかります)
3.オプションを選択(配達証明や書留を付けるとより確実)
4.料金の支払い(郵便料金+内容証明加算料+書留料金等)
5.控えを受け取る(郵便局が1通保管し、差出人用控えを返却)
〈注意〉文書に訂正を加えなければならない場合等がありますので差出人は必ず認印(契印で使用した)を持っていくようにしましょう。

 

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料金表

◇内容証明加算料

謄本1枚2枚3枚4枚5枚
料金480円770円1,060円1,350円1,640円

◇郵便物の料金

定型郵便物
重量料金
50グラムまで110円
定形外郵便(規格内)
重量料金
50グラムまで140円
100グラムまで180円
150グラムまで270円
250グラムまで320円
(略)(略)
定形外郵便(規格外)
重量料金
50グラムまで260円
100グラムまで290円
150グラムまで390円
250グラムまで450円
(略)(略)

◇一般書留の加算料金

料金
損害要償額が10万までのもの480円
損害要償額が10万を超えるもの10万を超えるもの5万円までごとに23円増

◇その他主なオプション加算料

区別料金表
速達250グラムまで 300円
速達
配達証明(差し出しの際)350円
配達証明(差出後)480円

 

4.まとめ

  • 1.  文書の作成ルールを守る
  • 2. 3通準備し、押印をする
  • 3. 取扱のある郵便局で手続きをする
  • 4.  送付後は控えを大切にする

内容証明郵便は意思表示を明確に伝える最良の手段です。裁判時の証拠に利用されたり、民法上の催告として債権等の時効を一時的に猶予させたりと法的効力を持つ重要な書類です。その反面、表現の仕方や伝え方によっては誤解を招いたり、更に関係性を悪化させたりするので文章を作成していく際は、言葉選び・文章の組み立てなどには十分に配慮して作成しましょう。

お困りのことがありましたら当事務所にご相談ください。

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